行く前に知っておくと2倍楽しい藤子・F・不二雄ミュージアム豆知識。
藤子・F・不二雄ミュージアム
ドラえもんミュージアムと呼ばれ親しまれているのは、川崎市にある藤子・F・不二雄ミュージアムです。藤子・F・不二雄先生が川崎市に住んでいたため、ゆかりの場所として川崎市に設立したそうです。
この施設内には、原画やカフェなど大人がじっくり楽しむエリアだけでなく、はらっぱやFシアター、漫画コーナーなど子供が楽しめるエリアもあり、親子で楽しめる空間となっています。
公式ホームページは、情報がありすぎるので、ここではわかりやすいように1F~3Fと階ごとにわけてご案内します。
アクセス
徒歩
小田急線 向ヶ丘遊園駅から、ばら苑アクセスロードを約20分歩きます。
途中、ブロンズ像のドラえもん・Q太郎・コロ助に会うことができるよ。
直行シャトルバス
小田急線 または 南武線の登戸駅から、ドラえもんミュージアム直行シャトルバスで約10分です。
このドラえもんシャトルバスは約15分おき(時間帯により最短8分最長29分おき)に出ていて、大人220円子供110円。
バスの塗装だけでなく、内装もかなり可愛いので、ミュージアムに行く前から気分があがります。
バスの塗装は4種類
チケット
チケットは事前予約制で、現地での販売はないためご注意ください。
空きがあれば、当日でも予約ができます。
入館時間は10時から4時の間に7回に分かれていますが、滞在時間は自由です。
例えば、10時のチケットを買った場合は、11時までの入場が可能で、一度入館すれば閉館の6時まで滞在可能です。
大人・大学生 1,000円
高校・中学生 700円
子ども(4歳以上) 500円
チケットは、毎月5日と20日の午前10時に販売が開始されます。
5日午前10時販売 当月16日~当月末分。
20日午前10時販売 翌月1日~15日分。
1F
スマホ音声ガイド
QRコードを読み取り、館内にある【今日のカギ】を入力すれば、自分のスマホを使って音声ガイドが使用できます。
館内の1₋24の番号の付いた展示品について詳しい説明を聴くことができますが、混雑時はスマホ音声がぶつかり合ってしまうため、自分のイヤホンを持って行くことをおすすめします。
お誕生月特典 その他
●お誕生月の方は、受付で生年月日が書かれたものを見せると、オリジナルバースデーカードとオリジナルステッカーがプレゼントされます。
カードとステッカーの種類は4種類ずつあるらしい。
●100円のコインロッカーがあります。100円は返却されるのでお忘れなく。
●ミネラルウォーターの自動販売機もあります。(オリジナルドラえもん柄ペットボトルウォーターは、3Fのギフトコーナー藤子屋で販売されています)
展示室 オリジナル原画 複製原画
展示室に展示されている原画は、原画保護のため定期的に本原画と複製原画の入れ替えをおこなっているそうです。
↓このドラえもんの秘密道具【コピーロボット】を覚えていますか?
オリジナル原画と複製原画の見分け方は、原画の右端に この【コピーロボット】のシールが貼ってあるものが複製原画でコピー。
コピーロボットのシールが付いてない原画は、F先生直筆のオリジナル原画となります。
コピーロボットは【パーマン】の必須アイテムでもあるよね。
2F
きこりの泉
中庭の井戸のレバーを動かしてみると・・・
てんとう虫コミックス36巻を読んでみよう。
意外と体力が必要なレバーです。
この近くに、UFOに乗ったハルバルも隠れています。(ヒント:森の中)
みんなのひろば
カプセルトイのガシャポンは、ミュージアム限定グッズで1回400円。
2024年現在は、ペットボトルやビニール傘に付けて自分の目印になるチャームガシャポン。
映像展示室 Fシアター
映像展示室 Fシアターでは、このミュージアムだけでしか観ることのできないオリジナル短編アニメを上映しています。
上映作品は不定期で変わるので、イベント時には見逃したくない貴重な短編映画もたくさんあります。
Fシアターは、1チケット1人1回のみで、上映時間は約20分です。
入口で受け取ったチケットが必要となるため、無くさないように保管してください。
そして映画鑑賞後は、「わぁ」と声がでてしまう仕掛けが・・・。
まんがコーナー
大人が原画をじっくりと楽しんでいる間、子供たちはここで漫画を読んで待つこともできます。
さらに、小さなお子様にはキッズスペースもあります。
3F
はらっぱ
3F はらっぱには、2006年に公開された映画【ドラえもん のび太の恐竜2006】にでてくるピー助がいます。映画を観てから訪れれば より楽しめる場所となるでしょう。
ピー助は、フタバスズキリュウだよ。
中国四川省で新種の肉食恐竜の足跡化石が発見され、その化石に「エウブロンテス・ノビタイ」と「のび太」の名前が付けられたことは記憶に新しいですね。
そして、空き地の土管も漫画の1シーンを再現して撮りたい場所です。
この他にも、パーマン・コロ助・巨神像・ツチノコ・ジャングル黒べえ・ウマタケ・ころばし屋・ドラミ・キー坊が隠れているとのこと。
親子でかくれているキャラクターを見つける遊びもできます。
また、雨の日と日差しの強い日には、無料の晴雨兼用傘の貸し出しがあるので助かります。
ギフトコーナー藤子屋
ここのどら焼きが、今まで食べたどら焼きの中で一番美味しかったと感じたのは、このミュージアムの中にいたからでしょうか?
とても美味しくいただきましたので、お土産におすすめします。
ここ はらっぱで 水分が必要になったら、オリジナルドラえもん柄 ペットボトルウォーターが購入できます。(ミネラルウォーターの自動販売機も1Fにあります)
ミュージアムカフェ
ミュージアムカフェでは、整理券を発行しているので、早めに整理券を取ってから、待ち時間に はらっぱ に行くことをお勧めします。
カフェの面白いメニューの1つに、2-3人前のドラえもんじゃカレーがあります。
ドラえもんの身長、頭囲、胴囲サイズと同じ円周129.3cmのお皿で提供されるカレーのお皿の直径は約41㎝と巨大です。
この129.3㎝という数字は、当時の小学4年生の平均身長で、ドラえもんが小学四年生ののび太を見下ろさない身長にしようと、子供の目線を大切にした先生の思いが込められているそうです。
ちなみに、ドラえもんの誕生日は、2112年9月3日で、ここにも1293が隠れています。
ドラえもんファンが、一度は食べてみたいと思っていたに違いないアンキパンや、映画【のび太の日本誕生】に出てくる畑のレストラン、ドラえもんが食べていたどら焼きなども再現されていて、アニメに出てくる食べ物が楽しめるカフェになっています。
アンキパンはテントウ虫コミックス2巻に出てくるよ。
まんがコーナーで読んでみよう。
秘密道具
キャラクターがあちこちにいるだけなく、ドラえもんのポケットから出てくるどこでもドアやもしもボックス、畑のレストランなどの秘密道具もあちこちにあり、ドラえもんと同じ世界にいるような写真がたくさん撮れるのは嬉しいポイントでした。
また、ミュージアム全体を遠くから見ると、ミュージアムの大きな窓が、ドラえもん1巻1話1ページ目から5ページ目(漫画P6~P10)のコマ割りと同じ窓枠になっていることがわかるそうです。
漫画と照らし合わせてみると、この右から2枚目の窓枠は、ドラえもん1巻1話2ページ目(漫画P7)のコマ割りと同じ窓枠だとわかります。
入口の鉛筆型ベンチも少し離れて見てみると、石畳みが漫画用紙になっていることがわかります。
このように、あちこちに秘密が散りばめれている藤子・F・不二雄ミュージアムには、まだまだ発見できていない秘密がありそうで、何度でも通いたくなる場所の一つになりました。
このブログが、親子でお出かけのきっかけになれば、嬉しいです。
ドラえもん英語訳付きは、日常会話が楽に学べるので必見!
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藤子・F・不二雄ミュージアムと同じ神奈川県川崎市(よみうりランドは東京都稲城市もまたぐ)にあるポケモンワンダーについては、こちらのブログにお立ち寄りください。