夜の親子デートに最適、青く光る海の季節がやってきた。
夜に親子デートしたことがありますか?
子供にとって忘れられない記憶になること間違いないので、是非一度夜の親子デートに出かけてみてください。
特に、子供が悲しい思いをしている時、悔しかった時、また何かに悩んでいるのではないかと感じた時に出かけてみるのは、それらを払拭する一番の解決方法だと思います。
真っ暗闇の海の前に座っていると、自然と話しやすい状態になります。
何か悩みがあるときは、目を合わせて話すより、顔があまり見えない方が話しやすいですし、大きく広い海の前では、どんな悩みも小さなものに思え、癒されるのではないでしょうか。
海が青く光るなぞ
この現象は、夜光虫と呼ばれるプランクトンが発光することで、海が青く光ります。
南カリフォルニア沿岸海洋観測システムのクラリッサ・アンダーソン博士によると、現在カリフォルニアの海にある藻類は渦鞭毛藻(うずべんもうそう)と呼ばれる海洋植物プランクトンの一種だそうです。
鑑賞の仕方
真っ暗な海をじっと見つめ続けていると、波が青く光る現象が見え始めます。
目が暗闇に慣れるまで少し時間がかかりますが、急に見え始めた途端、まるで魔法にかかったかのように、海が青く光り始めます。
懐中電灯を手に、気を付けながら砂浜に降りてみます。
ここで温かいホットココアでも飲みながら、さらに目が暗闇に慣れていくのを待ちましょう。
椅子や敷物があれば楽に待てますし、夜の海はかなり冷えますので、防寒対策も忘れずに。
鑑賞可能な場所
2024年1月のニュースでは、ハンティントンビーチ、ニューポートビーチ、シールビーチ、ロングビーチ、パシフィック コースト ハイウェイ、ラグーナビーチで既に目撃されましたと伝えていました。
街の明かりが強い所では光が弱く見えるため、なるべく街から離れた暗闇の海を目指すといいと思います。
サンタモニカビーチからマリブビーチへ向かう途中、湾になっているあたりだと、街から離れていて、住宅も少ないので強い光で見ることができます。
そのため、スマホでも簡単に写真に収めることができました。
特別な操作なしで、写しただけの写真がこれです。
FOX Newsのホームページに掲載されている動画がとても綺麗です。こちらからご覧ください。
鑑賞できる季節と時間帯
鑑賞できる季節は決まっていません。
ですが、2月から8月頃に見られることが多いです。
鑑賞可能な時間帯は、しっかりと暗闇になる夜9時以降から深夜3時ごろまでと言われています。
気を付けること
★この種の渦鞭毛藻(うずべんもうそう)は毒素を生成することで知られていますが、南カリフォルニアでは、地中海などの他の地域ほど多くの毒素を生成しません。
ですが、人によっては皮膚関連の問題や刺激などの反応が起こる場合がありますので、触ったりせず鑑賞するだけにとどめておくのが良いと思います。
★夜の人通りが全くない場所も、ロサンゼルスという土地柄 大変危険ですので、ある程度の人がいるエリアに車を停めましょう。
サンタモニカからマリブあたりは、デートにきているカップルも多いので安心できます。
あると助かる持ち物
・懐中電灯
・ジャケットや毛布などの防寒対策
・椅子や敷物
・ホットココアなどの温かい飲み物
2023年は9月頃まで見ることができました。
日本でも鎌倉や江の島あたりで、夏によくみられているそうです。
是非一度、親子デートで忘れられない思い出を作ってみてください。
自然現象がお好きな方は、国立公園巡りが楽しめますよ。
こちらにもお立ち寄りください。