2023/10/14(土)朝9:24 ロサンゼルスで日食を観察しよう。
2023年10月14日(土曜日)は、アメリカで金環日食が見られると話題になっています。
次のアメリカでの金環日食は、16年後の2039年6月となるため、是非今年見ておきたいところです。
金環日食?
金環日食とは、月が地球から一番遠い場所にあり、その月が太陽と地球のとの間に重なった時に見られる現象です。
月が地球から一番遠い場所にある為、太陽より小さく見えます。太陽と月が重なった時、その大きさのほんの少しのずれが、まるで炎の輪のように見え、その瞬間が金環日食と呼ばれています。
ロサンゼルスで見れるのは、部分日食
こんなにも話題になっていながらも、実はロサンゼルスで見ることができるのは、金環日食ではなく部分日食となります。
太陽の70%が月で覆われ、太陽が三日月のように見えるそうです。
太陽の30%は見えているので、皆既日食のように暗くなることはなく雲空くらいですが、だからと言って、肉眼やサングラス・カメラレンズ等で見てしまうと、目が焼けて大変なことになる為、必ず太陽を観察できる専用メガネ・日食メガネを使用しましょう。
部分日食の時間帯
ロサンゼルスでは、8:08から10:50の間に部分日食が起きます。
8:46₋10:05に欠けていく動きが観察でき、9:24が一番重なった瞬間になります。
どの日食メガネが安全か?
NASAによると、安全な日食メガネは、ISO 12312-2 国際規格に準じる必要があるとのこと。
NASAのホームページで紹介されていた、アメリカ製でISO12312₋2の国際規格に準じた日食メガネが簡単に買えました。
[AD] この日食メガネはアマゾンで購入。
携帯のレンズにこのメガネを貼り付けて撮ったものです。
注意点!
この日食メガネを着用しても、カメラのレンズ、望遠鏡、双眼鏡を通して太陽を見ると、集中した太陽光線がフィルターを通り抜けて焼きつき、目に重大な損傷を引き起こす可能性があるので注意してください。
子供にもしっかり注意しておきましょう。
観察当日 日食メガネがない!
日食メガネや太陽観察装置がない場合は、太陽を直接見ない間接的な観察方法があります。
固めの紙にキリなどで小さな穴をあけ、太陽を背にしてその穴の影を見ると、その穴の影がどんどん浸食されて三日月型になっていくのが見れます。
この時も、穴から太陽を見たりすることは危険ですので、必ず地面の影をみてください。
ざらざらしたアスファルトに映し出すよりも、紙に移した方がはっきりとわかりました。
穴あきお玉は距離感が難しいですが、少し地面に置いた紙から離してみると、30個ほどの三日月が並んでいるのを見ることができるので面白いです。
また、2024年4月には、皆既日食が起こり、ロサンゼルスでもまた部分日食が見れる予定で楽しみです。
今回購入した日食メガネがまた活用できそうですね。
NASAのホームページに詳しく載っているので、参考になさってみてください。
次に見ることができるのは、20年後の2044年です。
アメリカの遊びに関して、ブログでつづっています。
是非、他のページにも遊びにいらしてください。