ヨセミテ国立公園でジュニアレンジャーになり、レンジャーのお勧めトレイル3選も制覇する。
記念すべき10回目のジュニアレンジャープログラム (Jr. Ranger Program) 参加は、ヨセミテ国立公園 (Yosemite National Park)へ。
ジュニアレンジャープログラムとは?
国立公園に行きたいけど、子供は景色を見て楽しめるかな?と考える親は多いと思います。
そこで、国立公園には、4ー13歳を対象に参加できるジュニアレンジャープログラムがあります。(14歳以上でも大人でも参加可能)
パークレンジャー主催のイベントに参加したり、アクティビティブックを仕上げることで、自然や野生動物の知識が深まり、国立公園に興味が湧くように作成されています。
さらに、決められたアクティビティを終わらせると、パークレンジャーと同じレンジャーバッジを受け取ることができるのです。
これは、たくさん集めたくなりますよね。
アクセス
ロサンゼルスのサンタモニカ中心街から、ヨセミテ バレー ビジターセンター (Yosemite Valley Visitor Center)までは、車で約6時間ほど北へ向かいます。
ヨセミテ国立公園入口料金所 (South Entrance)で、入場料車1台$35を払います。
3連休の時期は、この料金所手前から酷い渋滞になるので、できれば早朝8時にはここを通り過ぎるのが良いです。これを逃すと、ビジターセンター前の駐車場に車を停めることができず、駐車場探しに何時間もついやすことになりかねません。
もしくは、ヨセミテ内のキャンプ場やロッジを予約しておくのが正解です。
料金所からヨセミテバレービジターセンターまでは1時間です。途中トンネル(Wawona Tunnel)を抜けるとトンネルビュー(Tunnel View)という展望スポットが出てきます。
今回は、ビジターセンターの駐車場の混雑が気になったのでスルーしました。
少し進むと、いきなり大きい壁が目の前にドーンと現れます。
エルキャピタン (El Capitan) の一枚板、これ世界最大の一枚板!
圧倒されていると、右にはブライダルベールの滝が、かなり高い位置から水が落ちてきていて圧巻です。
駐車場の空き状況が気になると言いつつも、ここでしばし車を停めて、写真におさめました。ここは逃さない方がよいです。
ヨセミテバレー ビジターセンター・Yosemite Valley Visitor Center
ジュニアレンジャープログラム アクティビティブック
残り少ない駐車場になんとか停めることができ、ビジターセンター内へ。
ジュニアレンジャープログラムに参加したいと伝え、参加費用が3.5ドルを支払いました。有料のジュニアレンジャープログラムは初めてですが、それには理由がありました。
アクティビティブックを受け取ったら、先に目を通しておきましょう。
① | パークレンジャーのパークプログラムに参加する。アクティビティに参加後、レンジャーからサインをもらいます。(アクティビティ1をご覧ください) |
② | アクティビティブックを14項目あるうち最低でも5項目終わらせる。 |
③ | 国立公園内に落ちているごみを拾う。リサイクルできるものは分別すること。 |
ゴミ袋、ゴミ拾う時のビニール手袋、色鉛筆、鉛筆、消しゴムがあると便利です。
パークレンジャーのプログラム
パークレンジャーのプログラムに参加しました。
今回のプログラムは、野生の熊の生態について学び、毛皮や爪を触らせてもらいました。
パークレンジャーからプログラムに参加したというサインをもらい、アクティビティブックは完成しました。
最後に、ジュニアレンジャー誓いの言葉を復唱。ジュニアレンジャーバッジとワッペンを受け取りました。
参加費として最初に3.5ドルを払ったのは、このワッペン代だったようです。
シャトルバス
夏休みや祝日などの混雑時、駐車場を探すのは至難の業になるので、国立公園内の移動はシャトルバスが便利です。
時期によっては、シャトルバスでしか移動ができない場合もあります。
緑のシャトルバスは巡回なので、間違った方向へ行ってしまうようなことはありません。
トレイル
ロウアーヨセミテ滝トレイル・Lower Yosemite Fall Trail
ビジターセンターに車を停めたまま、レンジャーが勧めてくれたビジターセンター近くのヨセミテ滝へ行くことにしました。ヨセミテ滝トレイルの入口は、Lower Yosemite Fall Trailheadを目指してください。
トレイルに入るところで、振り向くとハーフドームが見えました。
30分ほどの簡単なトレイルで、Lower Yosemite Fall に到着しました。
滝からの天然ミストが、ふあふあとかかり、夏の日差しを浴びながらとても心地よいです。
ですが、小4君は さらに滝のそばまで行きたいと言いだしました。岩で滑ったりすると危ないので、仕方なしについて行くと、そこは雨 大雨でした。全身ぐっしょり濡れました。
ミラーレイクトレイル Mirror Lake Trail
シャトルバスでビジターセンター5番乗り場から、ミラーレイク行き17番へは10分ほどの移動です。
ミラーレイクへは、Mirror Lake Trailhead から歩き始めます。川に沿って歩く気持ちの良いトレイルです。途中で、川の真ん中に砂浜のあるビーチのような場所が出てきました。トレイル用に長いデニムパンツを履かせていたので、ここで短パンに履き替えました。
ここへ来る際は、長デニムパンツの下に水着を着ておくといいと思います。
タオルと着替えの下着も忘れずに。
遊び終わってトレイルに戻ると、ミラーレイクを発見しました。日本の「逆さ富士」ですね。写真は綺麗に撮れますが、実際は水が流れていないので水は綺麗ではありません。ここで、レンジャーのプログラムへ参加するため、ビジターセンターへ引き返しました。
ブライダルベール滝トレイル・Bridalveil Falls Trail
ビジターセンターから車で15分移動し、Bridalveil Falls Trailheadを目指します。
ここの駐車場は混んでいても、短いトレイルで出入りが激しいので、少し待てば停められました。
10分ほどの簡単なトレイルで、さらに滝の近くまで行くことができます。
川もあちこちに流れているので、綺麗な水の川遊びも楽しめます。
川で遊ぶときは、足を切ったり滑ったり、またサンダルが流されたりすることで、サンダルを追いかけて川で溺れる子供が増えています。
必ず、川遊び用の靴を履かせましょう。
今回は、ヨセミテパークレンジャーに聞いた、子供連れでのお勧めトレイル 3つを訪れてみました。
国立公園を訪れる時は、早寝早起きが鉄則です。
そして、ジュニアレンジャープログラムにも参加しましょう。一生忘れられない思い出になること間違いなしです。
小学4年生には特別国立公園入場料が無料になる特別カードがあります。
それについては、こちらのブログで確認してくださいね。