アンテロープバレーでカリフォルニアポピーを見て、ジュニアレンジャーになる。
スーパーブルーム
雨の多かった2023年は、カリフォルニアポピー(California Poppy)が スーパーブルームだと、4月になって連日ニュースで賑わっています。
スーパーブルーム(Super Bloom)とは、雨が多く降った年のみ、カリフォルニアの乾燥した砂漠地帯が、一面の花畑に変わる現象。そんなスペシャルな年なら見に行かなくてはと、週末に出かけました。
アンテロープバレー カリフォルニアポピー リザーブ 州立自然保護区
ロサンゼルス近郊で有名なカリフォルニアポピーが見られる場所は、アンテロープバレー・カリフォルニアポピー・リザーブ 州立自然保護区 (Antelope Valley California Poppy Reserve / State Natural Reserve) です。サンタモニカ中心からは北へ向かい、週末なら車で1時間ちょっとのところにあります。
ホームページにライブカメラ(Poppy Reserve Live)があり、花の咲き具合を見れるようになっていますが、なぜかこのウェブカメラに花はほとんど映らないので、実際に行ってみないとわからないところはあります。車の混雑状況はわかるので、混んでいれば花が咲いているとわかります。
朝の8:40に着きましたが、自然保護区駐車場へ入る車は既に長蛇の列でした。
保護区のオープンは日の出から、クローズは日没まで。4月は日の出が6時、日没は7時半ごろです。
朝方早くだとまだ花がひらいていません。8時くらいに着くことをお勧めします。
自然保護区外に路駐して、保護区まで歩く人々も大勢いました。
見た目は長蛇の列でしたが、1台ずつ動いていたので駐車場がいっぱいなのではなく、料金所が1つの為、支払いに時間がかかっている様子でした。
保護区への入場料は、車1台につき10ドルです。
車を停めて、ビジターセンターへ。
国立公園(National Park)だけでなく、州立公園(State Park)にもジュニアレンジャープログラム(Jr. Ranger Program)はあります。
7-12歳と書いてあったので、中2君は一度諦めましたが、レンジャーが何歳でもいいのよと言ってくださったので参加することに。
アクティビティブックは、7-12歳という割には、全部解くには難しめでした。
トレイル
アクティビティブックを手に、さぁ、トレイル開始。
まずは、地図右側の広いトレイルへ。
赤い部分がハードと書いてある。
これは、ブライスキャニオントレイルの悪夢が甦る。。
想像してたよりカリフォルニアポピーが少なく、もう終わってしまったのかな?
スーパーブルームは、カリフォルニアポピーだけでなく自然な野草が野原いっぱいという意味では、さまざまな野草でいっぱいでした。
ブライスキャニオントレイルのトラウマを抱えつつも、ハードコースへ。
一部かなり急な坂道がありましたが、ブライスキャニオンに比べたら、なんてことないコースでした。
ガラガラヘビ生息地なので、トレイルになっている道以外は入らないようにと、駐車場でもビジターセンターでも言われます。
緑、白、紫、橙、黄色の野原を歩くトレイルは、とても気持ちのよいものでした。
ジュニアレンジャー
トレイル後、ピクニックテーブルが満席だったので、一旦 車へ戻りお弁当を食べて、アクティビティブックを仕上げました。
ここでは、食べ物の販売はありません。
お手洗いはビジターセンタ―付近にたくさんありますが、手を洗うところが少ないので、除菌ウェッティがあると重宝します。トレイルの先にはお手洗いはありません。
ビジターセンターへ戻り、レンジャーがアクティビティブックを確認し、ジュニアレンジャー誓いの言葉を復唱して、無事ジュニアレンジャーになれました。
州立公園で頂けるレンジャーバッジは、こちらでした。
今回は右側のコースを8の字に歩きました。黄色で描いた部分をゆっくり歩いて、2時間20分かかりました。
保護区外
帰り道、保護区を出てから20分くらいのところにある野原は一面のカリフォルニアポピーが咲き乱れ、まるでオレンジ色の絨毯でした。
朝通った時は、まだ花がひらいてなかったようで、午後2時頃通った帰りは満開でした。
残念ながら、車を停めて立ち寄ることが出来なかったのですが、ここに路駐して写真を撮っている人はたくさんいました。
走る車内から撮影したので、綺麗に撮れていませんが、まだまだ行く価値あります。
次の週末に是非。
お弁当、水筒、日焼け止め、帽子、おやつの準備も忘れずに。
除菌ウエッティ、カメラの三脚もあれば重宝します。
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